Apr, 2023

April, 2023

Colombia

Various Producers

コロンビアの名産地ウイラで生産されたコミュニティロットです。

About Producer

オランダ、アメリカ、ブラジル、コロンビアに拠点を持ち、生産地への投資から輸出入に至るまで多角的にコーヒービジネスを手がけるCoffee Quest。貧困状態にある小規模生産者の暮らしに明るい未来をもたらすべく、よりよい収入を得られる高品質なコーヒーにフォーカスしている。現在、コロンビアで規模拡大を目指す背景には、「生産者に適正な対価を支払うことを当たり前にしたい」というビジョンがある。 生産者の物語りを読む >

Curated by
Ronald de Hommel

ロナルド・デ・ホンメル

Coffee Quest Colombia

コーヒークエストコロンビア

生産者/農園

Various Producers

(複数の生産者)

Café Pitaya

(カフェピタヤ)

生産地/国

Colombia

(コロンビア)

標高

1600 - 2150 m

品種

Caturra, Colombia, Castillo, Bourbon

精製

Washed

収穫時期

2022/08

コーヒーが生産地から日本に届くまで

TYPICAはすべてのロットにおいてサプライチェーンと価格の内訳を開示します。透明性を確保することで、 生産者をはじめコーヒーに関わる人々の収益性を健全に保ち、コーヒーのサステナビリティを高めます。

生産者 964円

輸出前諸経費 247円

輸送費 55円

輸入消費税 99円

TYPICA手数料 546円

消費税 56円

*単位は生豆1kgあたり/円です

NODE
Coming soon…
JUNCTION Coffee Roaster
Coming soon…

TYPICA Clubでは、生産者にメッセージを送ることで直接コミュニケーションをとることができます。 コーヒーの感想や「美味しかった!」の一言を、是非伝えてあげてください。

非常に美味しいコーヒーでした。ありがとうございます。

2023年02月28日

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2024年01月22日

テスト

2024年01月22日

テスト

2024年01月22日

テスト

2024年01月22日

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2024年01月22日

テスト

2024年01月22日

Support their Project

チップを送って、プロジェクトを支援しよう。
コーヒー生産をやりたい仕事に! 30年後の未来のために

【エコウォッシャーを導入し、環境問題を解決に導く】


◆ 現状
コーヒーをウォッシュドで精製する際、大量の水を使用します。この過程で除去した粘液質を含んだ水をそのまま排水すると、河川の水質汚染につながります。特にサンタマリア地域は、国立公園がすぐ近くにあるので、より環境保全に対して敏感になる必要があります。


◆ 解決策
ウォッシュド精製時に、エコウォッシャーという機械を導入することです。エコウォッシャーは、精製過程で発生した粘着物をブラシでこすり落とす機械です。水の使用量を従来の約1/80に抑えられるうえに、その水をペースト状にして有機肥料に混ぜ込むので、汚染水は一切排出しません。ただし、エコウォッシャーは1台約30万円と高価なので、生産者は簡単に購入できないのがネックです。そこで私たちは、購入費の一部をサポートし、機械の導入を促進します。


◆ ビジョン
私たちはコロンビア南部のサンタマリアとウィラなどで、主に環境、教育、健康に関わるプロジェクトを行っていますが、それらはあくまでもよりよい世界をつくるための手段です。生産者たちがワクワクしながら主体的、自発的に仕事に取り組むことがコーヒーの品質、そしてコーヒー業界の未来を変えていくと考えています。

環境プロジェクト

現在のチップ総額

200JPY

目標金額1,000,000JPY

サポーター
7

はじめまして。Coffee Quest Colombia代表のロナルドです。2012年、フォトジャーナリストとしてコロンビアを訪れたときに、コーヒー生産者と出会いました。彼らは、地元のマーケットに安価でコーヒーを販売せざるを得ない状況に不満を募らせていました。そんな生産者と消費者をつなぐ架け橋になるために始めたのが今の事業です。長らくカメラに触れていませんが、後悔はありません。スペシャルティコーヒーの世界に魅了されたからです。

決めるのはあくまでも生産者本人

何世代にもわたって、同じやり方を続けるコーヒー生産者はたくさんいます。それは彼らが保守的で古いやり方に固執しているわけではなく、単によりよいやり方を知らないだけです。彼らがより持続可能なやり方を知り、環境に配慮する意識を身につければ、間違いなく仕事の取り組み方は変わります。

エコウォッシャーは非常に高価ですが、価格に見合う価値はあります。エコウォッシャーで使用した少量の水はペースト状にして乾燥させ、有機肥料と混ぜて土に還しているので、河川を汚染するリスクは一切ありません。農場で使用される水の量も約1/80(コーヒー1kgあたり25Lから300mLに)に削減できます。

だからといって、無償で提供するだけでは機械を使うインセンティブになりません。購入したいという意思がある生産者に限り、購入費用の一部をサポートしたいと考えています。

生産者の心に火をつける

コーヒーのサプライチェーンでは、生産者に始まり、生産国内の取引業者、輸出業者、輸入業者、消費国の取引業者、そしてロースターやバリスタ、コーヒーバーのオーナーまで、さまざまな人が関わっています。その中で、コーヒーという商品を通して生計を立てられていないのは、唯一、生産者だけです。

私が創業した10年前、ほとんどの小規模生産者の収入は生産コストとほぼ同額でした。つまりコーヒーから得られる収益はゼロに等しかったのです。以来、「生産者にコーヒー適正価格を支払う」ために、発酵プロセスによってコーヒーの品質を向上させる取り組みを続けてきました。

しかし、ある段階で「コーヒー生産が環境に悪影響を及ぼしうる」と気づきました。それが、よりサステナブルな生産方法に意識を傾けるようになったきっかけです。

コロンビアのコーヒー業界は今、高齢化に直面しています。生産者の平均年齢は55歳。親の後を継がない若者がたくさんいるからです。しかるべき教育を受けずに田舎から出てきた若者が都市部に集まっていることが、大きな社会問題を生み出す要因となっています。

親世代のコーヒー生産者は、子どもたちに農園を受け継いでほしいと思っていますが、若者には魅力的に映らないのでしょう。コーヒーの仕事について詳しく知らず、お金をあまり稼げない仕事だと思い込んでいることが主な要因です。このままでは、30〜40年後のコーヒー生産量は大きく減ってしまいます。

もしコーヒーの未来に希望が持てたなら、きっと子どもたちもこの仕事を選ぶはず。そう信じている私たちは、この仕事の魅力を伝えるために、毎年、生産者の子ども(14歳〜22歳までの若者)を対象にした3日間の「コーヒーキャンプ」を実施しています。そこでは、コーヒーチェーンの全体像を説明し、より多くの利益を得るためにはさまざまな方法があることを教えています。

従来型の農業の影響で、熊やバク、鷹などさまざまな動物が絶滅危惧種に指定されているサンタマリア地域では、毎年、文化祭を開催しています。この問題をより身近に感じてもらえるように、文化祭の中では、近隣の学校の生徒がこれらの動物に関する研究発表を行う機会を設けたり、写真のコンペを実施したりと、エンタメ的な要素も取り入れています。

知識や技術を提供することももちろん大事ですが、私たちは彼らをワクワクさせ、心に火をつけることを主眼に置いています。コーヒー業界の未来を変えていくのは、生産者一人ひとりの自発性や主体性です。子どもたちが「将来はコーヒーの仕事をしたい!」と強く思えるように、私たちはコミュニティをサポートしていきたいと考えています。

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